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むし歯治療

歯科恐怖症の方でも安心なむし歯治療

当院のむし歯治療の考え方

当院は、歯科治療の痛みを最小限に抑え、治療における恐怖心を可能な限り、取り除くことに注力しています。患者さんのご希望を丁寧に伺い、口内の状態を正確に把握することを重視しています。拡大視野下で、むし歯の箇所と健康な歯質を見極めて、余計に歯を削るリスクを最小限に抑えます。他院での治療にトラウマがある方もご相談ください。

目で見て分かりやすい説明を行います!

目で見て分かりやすい説明を行います!

口腔内の状態を把握するために、当院は、レントゲンや口腔内写真を撮影し、その日のうちに目で確認できるようにしています。検査結果は、「DentalX」というイラスト付きの分かりやすい診断書で説明し、質問にも丁寧に対応しますのでご安心ください。

なるべく痛みを感じさせないための取り組み

当院は、患者さんの不安を解消し、安心してむし歯治療を受けていただけるよう努めています。むし歯治療が痛いというイメージや、治療内容が分からないことから生じる恐怖心を払拭するため、丁寧な説明・痛みに配慮した治療を提供しています。治療開始前の表面麻酔や電動麻酔器による麻酔も可能です。可能な限り、痛みを感じにくくするために取り組みをしていますのでご安心ください。

なるべく歯を削らないための取り組み

歯科用CTによる精度の高い診断

お口の中の状態を正確に把握し、適切な治療を行うために、歯科用CTによる検査が不可欠です。肉眼では見えない歯ぐきや歯の内部もCTスキャンで確認できます。根管治療や歯髄温存療法が適応できるかどうかの確認にも役立ちます。

拡大鏡による拡大視野下での歯科治療

当院は、患者さんの歯をできるだけ削らない、抜かない治療を重視しています。拡大鏡を用いることで、肉眼では見落としがちなむし歯の箇所まで正確に把握できます。むし歯の削り残しや健康な部分の削りすぎを防止し、詰め物・被せ物治療の際にも正確な処置が可能です。また、小さなむし歯も見落とすことなく早期発見・治療が可能となります。

なるべく神経を残す「歯髄温存療法」の対応可能

「歯髄」とは、歯の神経や血管が存在する部分で、歯が刺激を感知し、免疫細胞の防御機能と合わせて歯を保護する役割を果たしています。むし歯が進行し、神経部分まで達した場合、神経を取ることで痛みは止まりますが、歯は脆くなります。また、「歯根破折」という歯を失う原因の一つは、歯髄を取った歯に起こりやすいと言われています。そのため、歯髄保存療法を行い、神経を残すことで歯を保護し、寿命を延ばすことが重要です。当院では、できるだけ神経を残す治療を行っています。

むし歯の進行と治療方法

CO:ごく初期のむし歯

CO:ごく初期のむし歯

歯の表面のエナメル質がミュータンス菌の酸でわずかに溶けることで脱灰が起こります。この段階では歯に目に見える損傷はなく、丁寧な歯磨きとフッ素の利用によって再石灰化が促進されるため、むし歯が改善する可能性もあります。むし歯が進行しないように、定期検診がおすすめです。

C1:エナメル質のむし歯

C1:エナメル質のむし歯

エナメル質が溶けて黒く見える段階で、痛みやしみるなどの症状はほとんどありません。治療では、一般的にむし歯を削って歯科用プラスチックを詰めます。

C2:象牙質のむし歯

C2:象牙質のむし歯

エナメル質の内側にある象牙質まで達しており、冷たいものや甘いものを摂取するとしみたり痛みを感じます。治療では、むし歯を削って詰め物を行うか、範囲が広い場合は被せ物を行います。

詰め物・被せ物

C3:歯の神経に達したむし歯

C3:歯の神経に達したむし歯

象牙質内の神経が汚染され、激しい痛みが出る段階です。根管治療で神経を取り除き、歯を残すことができます。治療後は被せ物を作製し、歯の機能や美しさを回復させます。

根管治療

C4:歯根にまで達したむし歯

C4:歯根にまで達したむし歯

歯の大部分が溶け、歯の根だけが残る段階です。神経が壊死し、抜歯が必要になる場合があります。抜歯後は、入れ歯やブリッジ、インプラント治療などで歯の機能を補う必要があり、放置すると他の歯にまで影響が及びます。

インプラント

入れ歯

むし歯の早期発見・早期治療には定期検診

進行したむし歯は自然治癒しません。放置すると症状が悪化し、お口の健康に影響を及ぼすため早期発見・早期治療が重要です。年齢に関係なく、自分の歯で食事を楽しむためにも、定期検診に通いましょう。定期検診はむし歯の早期発見だけでなく、歯科衛生士によるクリーニングや歯磨き指導を受けることで、むし歯の予防にも役立ちます。

予防歯科